2014年4月18日金曜日

国内50km飛行達成!銀章獲得

こんにちは、青山航空部です!

私達は昨日17日、妻沼にて飛行訓練を行っておりました。
その目的は、3月に卒部した元主将、大石の50km距離飛行です。
そして、念願であった50kmトライをついに成功させることが出来ました!

大石は2013年の9月より、50km距離飛行の準備を進めておりました。
計画書の作成、飛行機による上空の飛行ルート下見、途中の滑空場に降りた際の地上陸送ルートの確認…
深田コーチをはじめとして部の教官方、他の滑空場の責任者の方々など、多くの人々にご指導を頂きながら準備を重ねて参りました。

この度の計画では、
妻沼から出発し、まず北側へ10km程行ったところにある高山旋回点をクリア、
その後、南側14kmの館林ICへ行き、そこからすり鉢を読売加須滑空場へ移して関宿滑空場へ向かう。
このようなルートでの飛行を計画し、2月と3月の長期合宿でのトライを予定しておりました。

そうして臨んだ2月合宿ですが、なんと降雪により全日程中止。
3月合宿は天候には恵まれましたが、
1度目、2度目のチャレンジではどちらも館林ICをクリア後に妻沼滑空場へリターン。
3度目のチャレンジでは、途中の読売加須滑空場に1100mで到着したものの、次のサーマルを捕まえることが出来ず、そのまま読売加須へ着陸。
このような結果となり、とても悔しい思いをしておりました。
しかし教官方、現役部員のご理解とご協力により、3月に引退はしたものの、
この4月に再チャレンジすることが出来ました。


昨日は朝から1~2m程の弱い南風が吹いており、晴天ではあるものの全面にもやがかかっていて、あまり視程の良くない状況でした。
しかし気温が予想よりも上がり、
12時前に一度複座機を飛ばしたところ、条件が出てきているとのことでしたので、青山Discusでのトライを決行することとなりました。


青山21で飛行後、急いで降りてきて上空の状態を教えて下さっている深田コーチ。
今日こそ達成させるのだと真剣な表情の大石。準備万端です。

そうして12時10分、出発していきました。
はじめは赤屋根から富士重のあたりで少しずつ高度を稼ぎながら、50分間程かけて北側の高山をクリア。
それからは近藤沼などを経由して着実に南側へ向かっていく大石。
時折入る無線を心待ちにしつつ、地上では皆そわそわしていました。

館林ICに到着し、妻沼を離れるとの無線が入ったのが出発から1時間20分程。
これは行ける!と歓声が上がります。
しかし…
更に1時間ほど経って、「渡良瀬遊水地の東、750m」
もしここで高度を稼げないと、読売加須滑空場へ降りることとなります。
ここからまだ行ける!そう思うものの、何となくトレーラーを陸送する計画が頭の中に巡るクルーたち…

しかし、そんな不安を払いのけるかのように、
ついに「現在、関宿手前7km、高度800m」の無線が入りました!



万歳と拍手ではしゃぐ深田コーチとクルーたち。
達成を見込めるようになってからも、「まだ降りないのか」「早く降りろ」とやっぱりそわそわ。
関宿へ無事に着陸した大石から電話が入り、ようやくほっと息を付くことができました。


大石が関宿滑空場に着陸した際、
出迎えてくださったのは青鳳会副会長、伊藤様です。


伊藤様が撮影してくださった、まさに関宿滑空場へランディングする大石。
50km、達成です!


降りた後の一枚。


とても嬉しそうです。


伊藤様と一緒に。
着陸時刻は15時52分。3時間42分程のフライトでした。


その後は、伊藤様に飛行機を操縦して頂き、Discusを曳航して頂いて妻沼まで戻りました。


妻沼滑空場の横で離脱したところです。
飛行機はこのまま関宿へ帰って行きました。
伊藤様、お迎えから送迎まで、誠に有難うございました!


離脱後の青山Discus。



こちらはDiscusから見下ろした妻沼滑空場です。
ホームに帰ってきました。


そして、ついに着陸です。



落ち着いたランディング、駆け寄るクルーの皆。
中村教官も迎えて下さいました。


大石の達成感に満ちた表情。
本当におめでとう!


同期の宮地と一緒に。


ここで大石からのコメントを記載させて頂きます。

本当に多くの方々のご協力を頂き、今回の50kmトライを成功させることが出来ました。
現役最後の合宿では、あと一歩のところで読売加須滑空場に着陸していまい、大変悔しい思いで、卒業した後も心残りでした。
それでも「4年間の恩返しをしたい」という思いから再度50kmトライを決心し、OGの身でありましたが、教官方のご了承を頂き、Discusをお借りして50kmトライを実施することができる運びとなりました。

飛行当日はトップ予想1200m程と厳しい状況でした。
館林ICまでは順調にクリアしたものの、やはり読売加須方面でプラスを掴むことが出来ず、一度は500mまで落ちてしまいました。その後、なんとか持ち直し、新利根大橋を1100mでクリア、関宿滑空場に到着することが出来ました。
関宿滑空場ではOBの伊藤様に迎えて頂き、エアリトリブを行って頂きました。ありがとうございました。

今後は今の現役が50kmトライを継承することができるよう、ノウハウなどを伝えていきたいと思います。
最後になりましたが、今回はこのような機会を頂き、誠にありがとうございました。

大石 実咲


青山航空部では国内50kmトライは長らく行われず、およそ30年ぶりの快挙となります。
今回のトライで学んだことを現役の後輩たちにしっかりと伝えることで、
この挑戦が毎年続いていけば嬉しいなと思います。
妻沼のすり鉢から離れ、いつも訓練しているところとは違う場所へ降りる、というこの経験はとても良い勉強となりました。
ご指導、ご声援を下さった全ての方々に、重ねてお礼を申し上げます。本当に多大なご助力を頂き、誠に有難うございました。

またこの記事内の妻沼でのお写真は、全て亀尾様が撮影して下さったものをお借りしております。
昨日は亀尾様も、ランウェイで青山のクルーと一緒になって大石を応援して下さいました。
いつも本当にありがとうございます。


現在、青山航空部では4年生は周回、3年生は滞空、2年生は単独飛行といったように、合宿ごとに大きな成長を遂げることが出来ております。
きっと5月前半、後半の合宿でも気象条件が出て、様々な成果を上げることが出来るのではないかと思います。
この風に乗って、夏の原田杯や冬の大会でも良い戦績を上げることが出来ますよう、一層の精進をしたく思っております。皆で力を合わせて頑張ります。
これからも、青山航空部をよろしくお願い致します。

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